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2012年5月の記事

2012年5月28日 (月)

京都大学で同学会選挙が始まっています!

京都大学では長い間同学会(学生自治会)が形骸化していましたが、いまこそ社会変革のために闘う学生自治会が必要だ!ということで目下のところ同学会の再建を目指して闘っています。
そして、いよいよ先週金曜日から正副委員長の選挙が始まりました。
今のところ現地のブログではあまり紹介されていないようなので、NAZENブログの記事をリンクしておきます。

矢ヶ﨑克馬さんの講演会に参加しました。

※5月29日追記、記事修正:記事中、および5月29日に撒いたビラで、塩谷弘康先生のお名前を間違えていました。大変失礼いたしました。お詫びして訂正いたします。
(誤)塩谷弘靖先生→(正)塩谷弘康先生



少し記事にするのが遅れてしまいましたが、23日水曜日の午後に、福島大のL4教室で福島大学放射線副読本研究会の主催する「内部被曝を考えるシンポジウム」が開かれたので、参加してきました。
このシンポジウムでは琉球大学名誉教授の矢ヶ﨑克馬さん、ジャーナリストの守田敏也さん、それから福島大学の塩谷弘靖先生、後藤忍先生の4名によるパネルディスカッションと、それを受けての討論会が行われました。
また、翌24日には福島駅前のA・O・Z(アオウゼ)多目的ホールにて、「内部被曝を徹底的に学ぼう」と題して、矢ヶ﨑さんと守田さんの講演会が子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの主催で行われ、こちらにも参加してきました。
矢ヶ﨑さんといえば、内部被曝に関する著書をいくつも出しておられ、原爆被爆者認定訴訟や福島の疎開裁判でも内部被曝についての意見書を提出された、内部被曝問題の第一人者です。守田さんについては、正直なところあまり存じていなかったのですが、今回の講演を聞いてみると、やはりジャーナリストだけあって伝え方の上手い方だと感じました。おっしゃる内容もたいへん共感できるものでした。

20120523sympo

さて、シンポジウムでは、まず矢ヶ﨑さんが内部被曝問題について話されました。ここでは内部被爆のメカニズムそのものの解説というより、内部被曝の危険性が一貫して隠されてきたこと、それは原発を含めた核戦略を維持するための犠牲者隠しで、ICRPなどを手先として行われていることが暴露されました。
守田さんは、矢ヶ﨑さんがお話しきれなかった内部被爆のメカニズムについての解説をされました。
塩谷先生は震災・原発事故当時の行政政策学類長であり、事故後の授業開始にあたって慎重な決定を求める要望書を提出するなどされてきましたが、結局十分な対応を取らないまま開講されてしまったという経緯が語られました。
後藤先生のお話では、原発事故前の教育・広報(例としてTVCM、ポスターコンクールや小中学生向けの副読本)が不公平な、国民の判断力を奪うようなものであること、事故後に作成された副読本でもこの問題が解決していないことが指摘され、公正な判断力の育成のために独自の副読本を福大副読本研究会で作成したことが報告されました。
後半の討論会では、福大の学生や職員、教員、福島大学安心安全な教育環境を目指す保護者の会の方、一般市民などから発言がありました。
特に学生からは、「初めはマスクなどの対策をしていましたが、去年の夏ごろから学内の意識が薄くなり、しなくなりました」「今回のお話を聞いて、少しは対策をしようかなという気になりました」といった声がありました。
4名のパネリストの方々の講演も興味深かったですが、福大の学生をはじめ様々な立場の方から声が出てきた、たいへん有意義なシンポジウムになりました。

翌日の講演会での矢ヶ﨑さんと守田さんの講演も、福大でのシンポジウムと同様の内容でしたが、シンポジウムより長めに時間が取られていたので、内部被爆のメカニズムと被害についてより詳しい解説がなされました。
守田さんは「5月5日に原発が全て止まりましたが、原発を止める一番の力になったのは福島の方々の声だと思います。しかし、福島の現実はまだまだ他の地域の人たちに伝わっていません。福島では当たり前のこと(5μSv毎時を超える場所がそこら中にあることや、モニタリングポストはきっちり「除染」されたところに立っていること、などなど)が他の地域では全然知られていないのです。福島の現実をもっともっと発信しましょう」とまとめていました。このように、こちらの講演会では(講演者も会場も)「原発反対」の立場がシンポジウムよりはっきりしていたためか、講演後の質疑の時間に「原発をなくしましょうよ!」と力強く訴える市民の方がいらっしゃるなど、かなり盛り上がった良い講演会になったと思います(シンポジウムよりこちらの講演会の方がよかった、というわけではありません、もちろん)。

2日間を通して矢ヶ﨑さんたちは、内部被曝からの防護について、以下のような提言をされています。
まず、私たち市民が学習し、判断して、行政を動かすこと。
免疫力を増加させて被曝に対抗すること。できる限り汚染のない食品を摂ること(汚染は放射能に限らない)。食事は好き嫌いせず、よく噛んで何でも食べること。規則正しい生活をすること。なにより、開き直って、明るく伸び伸び生活すること。
そして、風の強い日はマスクをするなど、食品以外からの放射能吸引に対する防護も行うこと。
できるなら避難するのが望ましいのですが、様々な理由から福島で生活せざるをえない私たちが生き抜いていくためには、対策の必要があるでしょう。
手前の宣伝になりますが、診療所建設運動も重要だと思いますので、紹介しておきます。

矢ヶ﨑さんの講演で話されていたように、内部被曝問題は政治的な問題が大きい……というより、科学と政治との関係の問題をはらんでいるように思います。これは原発問題全般に共通することかもしれませんが、特に内部被曝は私たちの健康・生命に直接関わる問題ですから、かなりシビアです。政府、電力会社、御用学者などによる隠蔽を許さず、真実を全て明らかにして、その上でこの問題と向き合っていかなければなりません。

イマイチまとまらない記事になってしまいましたが、とりあえず以上で!


なお、今回のシンポジウム・講演会での発言内容は、全てこのブログ筆者のメモと記憶から書き起こしているため、文責は筆者にあります。あしからずご了承ください。
今回のシンポジウム・講演会については守田さんのブログもぜひご参照ください。

2012年5月18日 (金)

沖縄闘争に参加した福大生の感想

5月12日から14日にかけて、全学連は沖縄で行われたいくつかのデモ・集会に参加してきました。
沖縄は第二次世界大戦後アメリカの支配下にありましたが、1972年5月15日に日本へ「返還」されました。しかし沖縄の人々の願いであった「核抜き・本土並み」(沖縄に核兵器を置かないこと、基地負担を本土と同程度にすること)は実現されず、引き続きアメリカの占領下のような状態を強いられ、ともすれば日本本土からも差別的な扱いを受けています。本土と沖縄の労働者・学生が団結してこのような状態を覆していくため、毎年この時期に沖縄でのデモ・集会が行われています。
今年の沖縄闘争は、なによりも福島大生と沖縄大生がこの闘争に参加して繋がったことが重要でした。
なぜ、福島と沖縄なのか。今回参加した福島大生のひとりが、このあたりも含めて感想を書いてくれたので、掲載します。

今回の沖縄闘争で感じたことは、米軍基地に対する沖縄の人たちの強い怒りでした。
終戦から70年近くたった現在も、沖縄には国内全米軍基地の75%が押し付けられたままです。その理由は「安全保障のため」だとされていますが、これには疑問を感じずにはいられません。米兵による少女暴行事件や大学構内への米軍飛行機墜落事故など、沖縄の人びと安全が保障されているとはとても考えられないからです。ここでの「安全」とは一体誰のための、また何のための「安全」だというのでしょうか。基地を全て撤去してしまった方が、沖縄の人は安心して暮らせるはずだと強く思います。
また、沖縄の現状は福島のそれとよく似ているとも感じました。避難したくても住み続けるよう強いられ、被曝を強制される人もいれば、避難先から帰還するように言われている人もいます。「原発は安全だ」と主張し、原発推進を目論む国により、このようなことが行われているのです。沖縄と福島、どちらも国策のために県民が犠牲になっています。このようなことが許されていいはずがありません。
今回、集会に沖縄の学生が参加してくれました。やはり沖縄の人の、基地への怒りは強いと感じました。今こそ福島は沖縄と、そして全国と連帯し、社会を変える運動を拡大させていくべきだと思いました。


原発事故の被害にさらされる福島、それから米軍基地が多く存在する沖縄。どちらの問題も、社会の根本的な変革なしに解決できるものではありません。その変革は、一部の政治家ではなく私たち自身が起こさなければならないものです。
沖縄の学生と連帯して、原発も基地もなくそう!

現在、沖縄闘争に参加した他の福大生にも感想を書いてもらっているので、次回はそれをご紹介できると思います。やる気満々の様子でしたので、どうぞ期待してお待ちください!

ブログ、始めました。

新たにブログを立ち上げました。
どこまでできるかわかりませんが、がんばって更新していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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